おとなのえんそく

猛暑の7月にハイキングの計画を任され、
川遊びと温泉が楽しめる摂津峡行きを思いついた。
3人の予定を合わせると、行くのは秋になってしまった。


細かい予定は立てずに、その場の雰囲気でコースを決める。
歩き始める前に、エネルギー補給の飴を配る。
紅葉にはまだまだ早いが、前日までの暑さは収まっていて、
ひんやりした空気が気持ちよい。
芥川は思ったより水がきれいで、水量もある。
川沿いを歩くと、なんともせせらぎが心地よい。


友だちふたりは山用のくつ、ズボンを買い揃えていて歩く気満々。
夏に買ったリュックの2回目の登板はうれしいが、
私もズボンがほしくなったな〜。
たわいもないこと、あること?!をぺちゃくちゃ。
登りのきついところでは自然と無口に。


お昼ご飯の時間だけは決めていて、予定していた時間ぴったりに山頂に着く。
お湯を沸かしつつ、おべんとうを広げる。
自家製のぬか漬けも忘れずに持ってきた。
友だちのおかずも味見させてもらう。
ヒロコーヒーの簡単ドリップを淹れて、わいわいおやつタイム。



膝を痛めないように、気をつけながら下る。
待っているのは美人の湯。
風情の露天風呂もあり、ゆったり浸かるとすっかり生き返った。


どうなることかと少し心配だったが、二人に喜んでもらえて、何より!
12月のえんそくの日を決めた。
おとなのえんそくはたのしい。
次はどこにしようか、あれこれ考えるのも楽しい。