女性の品格か・・・。
今話題の坂東眞理子著「女性の品格」をう〜んなるほどと頷きながら読んでいた。
お礼状を書く、時間を守る、型どおりの挨拶ができるなどお手本にしたいと思い、
久しぶりに暑中見舞いを書いた。「時間を守る」というのも当たり前のことだが、
つい油断すると慌てる羽目になってしまう。挨拶をきちんとするのも難しいものだ。
とても共感したのが、「人間としての基礎力」というところだ。
・自分の行動や生き方の芯となる信念をもつこと。
・報酬を期待しないでなすべきことをなす、損をしても正しいことをする強さ。
・相手を思いやることができる。人間の弱さや不完全さを受け入れる温かさ。
・卑下せず、うぬぼれず、等身大の自信をもつこと。
・自分がどういう役割を期待されているのが把握できる。
自分の利益だけを考える人は確かに品格が感じられない。
小学校の授業参観で気になることは、保護者がしゃべっていてうるさく、
教室の入り口に静かにするよう注意書きが貼られていることだ。
親として大人としての品格を考えさせられる。人のことを批判するのは容易いが、
子どもを怒っている私はどう見たって、品格のかけらもない。
言わなくても良いことまで言ってしまうし。自分の友だちにはああいう接し方は決してしない。
今度こそ屁理屈をこねられても、ユーモアで切り返そう。
ユーモアを備えていることも品格があるということらしいので。