やっぱり生がいい!

ビールのことではなくて、民謡の話。
先々週末、久しぶりに生の沖縄民謡を聴きに行った。
八重山石垣島)の唄者大島保克さんのライヴ。
場所は大阪市内の能楽堂
白足袋を履いた大島さんがマイクなしで、伸びやかな歌声を聞かせてくれた。
三線(さんしん)と歌だけのシンプルなんだけど、いやシンプルなだけに本物だな〜と思い知らされたような感じだ。
味のある声に聞き惚れてしまった。
彼の醸し出す独特の雰囲気がとてもいい。
ぼくとつというのか、お人柄が伝わってくる。

ゲストに石垣島出身の鳩間可奈子さん。
若くて唄も三線も上手く、成長が期待される。
BEGINのリーダーとは八重山高校の同級生ということはよく知られている。
夏川りみちゃんも後輩で、可奈子ちゃんはその少し後の後輩。
こう見ると沖縄は芸能の層が厚いと思う。

最後はカチャーシーで、立ち上がって踊る人もいた。
座ったまま手を動かしている人もいる。
指笛もなって、盛り上がった。
みんな、それぞれの思いで唄を聞いていたんだろうな。

今度、沖縄の友人にカチャーシーの振りを教えて貰いマスターするぞ。
三線を習う夢も実現させたい。