現実逃避?!

新入社員だったずっと、ずーっと前の前、毎日のように残業が続いていたとさ。
仕事の全体像もよくわからず、先も見えない状態は、辛かった! 
帰りの電車で、西村京太郎の推理小説をむさぼるように読んだ。
鉄道を使ったトリックやアリバイ工作がベースのミステリーだから、
どこかへ行ってみたい、行ってしまいたいという願望だったのかもしれない。

あれからいろいろな人生経験を積んで、わたしも相当図太くなったかも。
それでも本の世界へ行きたい(逃げたい?!)と思うときもある。
「守人」シリーズの読破を目指していて、今手にしているのは「虚空の旅人」
女用心棒”バルサ”が主人公のファンタジーで、図書館では子どもコーナーにある。
大人向け、子供向けと分けるのもなんだかな〜と思うのだが、大人でも十分読み応えがあると思う。
壮絶な人生を背負うバルサの苦悩は胸に迫ってくる。
態度には出さないが、バルサと幼馴染のタンダはお互いに思い合っている。
(私好みの恋愛小説じゃないですか!)
並行して、「そして誰もいなくなった」も読んでいる。
前から一度読んでみたいと思っていた推理小説
夏休みの「中高生向き」とラベルが貼られていたが、勝手に「中高年向き」と読み替えている。