複雑な思い

やっと、やっと、この夏三年ぶりに沖縄に帰れた。
でも、それは長男と私のふたりだけだったのだが。
お盆にバスケ部の強化練習があるので、部活は休みたくないと主張した次男とだんなはお留守番。
いかにも泰々らしいし、それだけ打ち込める好きなものがあるっていいことなんだけど・・・。

沖縄は『よう来たな』といつも気さくに迎えてくれる(という気がする。)
それは今でも仲良くしてくれる友人家族によるところがすごく大きい。
お決まりのやんばる探索に加えて、今年は戦跡や基地巡りをあれこれ計画してくれた。
基地反対のテントを張った人たち。
土曜日で戦闘機は飛んでいなかったが、滑走路や格納庫を目の当たりにした
住んでいたときと比べて、危機意識というのはだいぶ薄れていって、どこか他人事になってしまっている。
オスプレイ配備反対」もニュースの中だけになっていた。

同じ体験をしているせいか、悠々はいつになくよくしゃべる。
故郷の沖縄に来ているという高揚感からか。
息子と二人旅というものいいもんだな。
盛りだくさんの休暇はずっと楽しかったのに、家族みんなで来たかったなという気持ちも強く残った。