山歩き、再開!

hitomisirisiri2016-09-14

写真からイメージが膨らみ、その気になることがよくある。
今回の粟倉村行きはパンフレットに載っていた原生林を見て、
無性に歩いてみたくなったからだ。

観光協会に宿と手軽なハイキングコースを教えてもらう。
歩き始める地点までは、車で行くのが便利らしいが、
村にはタクシーはなく、レンタカーは一台。
(村にはコンビニがない。)

原生林の3キロを約二時間で歩くコース。
3時からスタートしたせいか、誰にも会わなかった。
展望台に着くと、ガスボンベとコッフェルでお湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
今回の山歩きのメインイベントだ。
簡単ドリップコーヒーがこんなに美味しいなんて。


一泊目は国民宿舎に。
温泉には私だけ。露天風呂も貸し切りじゃー。
翌朝も浸かりに行ったら、またまた独占。
野生なのかな、トイレの窓から大人の鹿が見えた。
早々にチェックアウトして、駒の尾山へ。
久しぶりのハイキングなので、1日目でばててなかったら、
翌日も挑戦することにしていたのだ。
車を走らせていると、車道を渡ろうとする大きな鹿が!
ほんとにびっくり。
登り始めて、立て続けに二組のハイカーにすれ違う。
朝早くから登っている人たちいるんだ。
それも、みんな熊鈴をカラン、コロンと鳴らしながら。
宿にも登り口にも、熊が出るぞ〜のポスターがあったので、
ちょっと怖くなり、スマホから宮古民謡を流す。
山頂では、またもや美味しい珈琲タイム。
機嫌良く、下り始めたとたん、へびに遭遇。あー、怖かった。

二日目の宿は軒下図書館という民家。
ここのご主人がフランス人で仏語のレッスンが受けられる。
フランス語を全くしゃべれないのに、こんな機会でもないと思い、
フランス語のレッスンを申し込んだ。
始めに、「わかりません」と「もう一回言って」を仏語で何というかを聞いた。
ネイティブのフランス人と話したのは初めて。


何より宿の女将さんとも深い話ができたことがうれしく、
この旅はとても満足なものになった。