つるにょうぼう

市民体育祭で子どもと数十メートル走っただけで、翌日太ももの前側が筋肉痛になった。毎朝、テレビ体操をしているし、マンションの階段を5階まで上っているはずなのに・・・。そう言えば、月1、2回のヨガで、足がつったりすることがある。独身のころに少しかじっていたのと身体がそう堅くないので、高をくくっていたが、間が開けば開くほど身体にとっての反応が顕著に表れる。ヨガは動きがゆっくりなのに、翌日に身体がバラバラになるくらい筋肉痛がでたりする。
 今日は久し振りに、市民体育館のヨガの教室に顔を出せた。毎週金曜にあるのだが、仕事や学校の行事が重なると欠席せざるを得ない。ヨガをすると身体がほぐれていき、身体の隅々まで酸素が送られていくのが感じられて、とてもリフレッシュできる。普段がんばってくれている身体に向き合う貴重な時間だ。いつものように基本的なポーズ、リラックスのポーズ、今日の課題のポーズという順番で進んでいく。
 自分の身体であっても自分の思い通りに動かせないことを思い知らされる。真っ直ぐに立っているつもりなのに、腰がそっていたり、左右に傾いていたりする。“頭頂から糸で吊り下げられているイメージで”というのが、なかなか難しい。それに“力を抜く”というのが案外難しい。“休息のポーズ”をしているのに、身体のどこかに力が入っていたりする。リラックスが上手くできないと、ここぞというときに力が出し切れない。アメリカの俳優養成学校では、リラックスする練習から始めると聞いたことがある。
“こころとからだは一体”というのが実感できるように、上達したいものだ。ヨガの呼吸法をマスターして、気力を充実させたい。本音を言えば、ウエストを細くして、お尻をキュと引き上げたいのだが、、、。