玄米小豆がゆ

 例年なら、白菜や大根などを入れて、おかゆを作るのだが、
今年は実家に長居していたこともあって、7日の朝は適当な野菜がなかった。そこで一日遅れて8日の朝、小豆が入った玄米がゆを作った。
丸々とした北海道上士幌産の良い豆で、とても美味しかった。
我が家では週に2、3度玄米を炊くのだが、長男はあまり好きではないようだ。(私は玄米のぶちぶちとした食感が好きなのだが・・・。)
だから玄米ごはんが食べやすいような、おかずを工夫しないといけない。
この玄米小豆がゆも、おいしくて食べやすいかなと思ってのこと。
 調べてみると、「小豆がゆ」は1月15日の小正月に邪気払いや無病を
祈願していただく行事食だそうだ。
平安時代にはこの時季、米、大豆、小豆、栗、アワ、柿、ササゲといった穀物を中心にしたかゆを食べるという習わしがあったそうな。
小豆には腎臓の働きを助ける作用もあるそうで、お正月に飲み過ぎた人にはありがたく理にかなった食べ物と言える。
そう言えば、父は酒好きで、しかも和菓子が大好きだ!
 9日のお昼ごはんに長葱と牛肉が入った中国の餅(ぴんと言うらしい)というのを作った。これは中国では、いつ食べるものだろう。おいしかったので、また作ってみよう!