昔のあかりと火おこし体験

日曜日、うちのすぐ近くの博物館で子どもたちと火おこしを体験してきた。
始めに、菜種油を燃やしたものやろうそくのあかりを灯してもらった。
和ろうそくと洋ろうそくの違いも初めて知った。“がんどう”と呼ばれる時代劇にでてくる道具もあった!

次に“マイギリ”と呼ばれる道具や火打石を使って、火おこしに挑戦。
マイギリ式の方は、リズムに乗って道具を回転させて、木と木を擦り合わせて
いく。こちらは、めでたく息子2人も私も火をおこす事が出来た。
でも、火打ち石の方は何度打ってもダメだった。火花は出るのだが、火口
(燃えやすい繊維状のもの)に、なかなか着火しない。
(火を起こすのが難しいという経験もできて良かったかも。)
 
 私はこの講座に行く気満々だったが、長男はあまり乗り気ではなかった。
何も子どもを科学好きにしようという魂胆などなくて(少しはあったかな・・・)、
火遊びが大好きなので是非ぜひやってみたかった。
(焚き火やろうそくの灯りは非日常的だし、大好き!)
私が何でも試していいよと言っているのは、子どもたちと一緒に“理科”を体験してみたいからだと思う。
 
 父は家電製品など何でも修理してしまう人で(うちには白黒テレビがずいぶん長いことあった!)お風呂に入ったときは、湯気のことや浮力のことなど小さかった私たちに、いろいろ説明してくれた。
そのおかげか兄は理科好き、数学好きになって、その方面に進んだ。
一方、私はと言えば・・・。
今からでも遅くない!もう一度、子どもの気持ちになって、“科学”を楽しめるかもしれない。