浮世絵展

 こんなにたくさんの浮世絵を一度に見たことはなかった。
葛飾北斎東洲斎写楽喜多川歌麿歌川広重など、選りすぐりの名品が約190点も。
それもフランス国立ギメ東洋美術館が所蔵するコレクションというではないか。
浮世絵の魅力が他国の人々から評価されるのはうれしいことではあるが、
日本の文化が流出しているんとちゃうか、大丈夫かいな・・・。
出かけたのは平日のお昼で、最終日までにはまだ日にちがあったのに、館内はかなり混んでいた。
(絵を見に来たのに、人の頭しか見られないとは!)
美術館まで遠かったことや、会場が混んでいたこともあるが、
“本物”一つひとつと対決?!するのは相当な体力が要るのではないだろうか。あ〜、疲れた!
でも、いいものを観ると、心の栄養になったような気がする。
これからはフットワークを軽くして、美術展巡りをするぞ!
P.S. (その1)若いカップルや年配のカップルもたくさん来ていたが、たいていは二人で美術談義をしていたのが印象的だった。
ちょっと、羨ましかったな。
(その2)おととい、日曜参観があって、六年生の息子の教室を覗くと、浮世絵を模写した作品が飾られていた。
みんなそれぞれに、味のあるものに仕上がっていた。私も早速まねをして、浮世絵体験をしてみよう。