おきなわ旅日記④

今日は晴れて〜という祈りもむなしく、またまた雨。
民宿の朝ご飯をすませて、部屋に戻ったが、テンションは上がらない…。
天気のせいか息たちが派手なけんかを始める。
レイコさんちの一人娘のりよりよは2人のすごい剣幕にかなり驚いていた。

そんなこんなでお昼前にスタート。まず宿の近くの商店に入り、お昼ご飯を調達する。
西側の国道沿いはコンビニを嫌になるほど見かけるのだが、
東側にはコンビニはおろか食料店もほとんどない。
買い物をすませて東村の「山と水の博物館」に向かった。
(東村といえばゴルファーの宮里藍ちゃんの出身地!)
博物館はやんばるの森が再現されていて、そこに棲む生き物たちの剥製がある。
やんばるだけに棲む珍しい生き物は数多い。こじんまりと昔の生活道具も展示されていた。
中庭に出ると、雨はやんでいてアカショービン(野鳥)の声が聞こえてくる。
雨上がりは野鳥を見るチャンスということで、博物館の方から望遠鏡を借りた。
お弁当を食べながら、水量が増えているだろうからダムを見に行こうとになった。

やっぱりこの雨で、ごうごうとした水流。吸い込まれそうでこわい。
今ひとつうち解けてなかった子どもたち5人は同じ車に乗ってから、盛り上がりだした!
りよりよといとこの女の子2人プラスうちの息子2人。
別のダムに向かう途中、運転していた私はヤンバルクイナを目撃!
あまりの驚きで、「あ〜!」としか声がでない。
助手席のレイコさんは気づいてくれて「あ〜」だったか「わ〜」と声を上げたが、
ほんの一瞬の出来事だった。なので、後部席の夫はヤンバルクイナを見逃してしまった。
すごい、すごい。ヤンバルクイナを見ることができた。
雨の日は雨の日の遊びがあるんだ・・・。
帰ってきて、宿の前の海岸に打ち上げられた雑多なモノ(ゴミ?!)を物色した。
リュックサック、パイナップル洗剤の容器やペットボトル。
ヘルメットや台湾から来たスタバのプラスチックのカップもある。

 次の日はやっと晴れて、マングローブを見に行ったり、川遊びができた。
川の水は冷たいぐらいだ。川の深みがあって、岩から飛び込んで遊べるところがある。
悠々は何度も飛びこんで楽しんでいるのだが、わたしは足がすくんで何度も思いとどまってしまう。
ほんとにバンジージャンプをする人の気が知れない。
夕方になり、だんだん寒くなってきたので、意を決してジャンプ!

いつも、やんばるの楽しみ方をいろいろ教えてくれるレイコさんファミリーに感謝、感謝だ。