盛りだくさんの京都

hitomisirisiri2010-04-02

お彼岸の中日にお墓参りに出かけた。
お寺さんの向かいにアロマのお店があり、「花粉大作戦」というポスターに釣られて、中に入った。
テスターがあったので、シュッ、シュッーとひと吹きし、そそくさと店をでて、お墓に向かった。
おじいちゃん、おばあちゃんとはここで合流し、つつがなくお墓参りを終える。
気のせいか、鼻がすっきりしたので、携帯用のスプレーとエッセンシャルオイルを清水の舞台から飛び降りたつもりで買った。
花粉症に悩む悠々の「鼻水が止まった」の一言に後押しされて・・・。
ユーカリベースのどこか懐かしいこの香り、そうや、ヴィックベポラップやん!


少し歩いて、ホテルの中華バイキングへ。
このホテルのすぐ脇に「桂小五郎像」があり、今までも何度か見ているのだが、
今年はみんなで「龍馬伝」を見ているせいか、身近に感じる。
それから、武市半平太寓居跡、土佐稲荷、酢屋址、池田屋址と龍馬ゆかりのスポットを回る。
ちらほら咲き始めた桜の下を、腹ごなしもかねて、ぞろぞろと歩く。
「月餅屋」というお菓子屋の前には行列ができていたが、買わずに帰ってきたので、今もどんなお菓子か気になっている。
中国のお菓子、月餅(げっぺい)屋ではなく、つきもちやと読むらしい。
龍馬伝」のせいか、観光客が多いように感じる。
それでも京の町を歩くのは楽しい。^^


選挙前で、大通りではデモ行進もあって、うんざりするほどの人混みだったが、
せっかく来たのだからと、「北大路魯山人展」にも足を伸ばした。
北大路魯山人は、陶芸をはじめ、書、篆刻、絵画、漆芸、金工など、分野を超えて個性溢れる作品を数多く生み出した。
作品の数々とビルの中に造られた庭園も良かった。
魯山人の「生活の中にこそ美を」というメッセージに感銘を受けた。
日々の料理を盛る器にもっと気を配りたい。
お茶や習字の稽古を再開したくなった。