当たり前に思っていたことが

年が明けて、マンションの外壁等の補修工事が始まった。
表裏のベランダの外に足場が組まれ、蚊帳のような幕にすっぽり覆われていた。
窓を開けても空の様子が分からなくて、「天気はどうなってんの?」という感じだった。
洗濯物をベランダに干すことができず、部屋の中で干さないといけなかった。
毎日のように除湿機が回っていた。
窓も開けられない日もあって、閉めきった部屋の中は、どうも湿っぽくカビくさくなる。

今まで当たり前のように思っていた「太陽の下で洗濯物を干す」、
「窓を開けて風を通す」といったことが、できなくなるとすごく不便だった。
やっと工事も一段落し、春の陽射しの中、洗濯物をベランダで干せるのはうれしい。
それも新しく購入した物干し台(11年ほど使っていた物干し台が文字通り風化してしまったのだ)で。
本当にお日さまは偉大だ。

ここ数日、首が回らなくなったり、肩が上がらなくなったり、腰が痛くなったり・・・。
自由に動いてくれる身体は本当にありがたい。
当たり前に思っていたけど。