念願の堺打刃物

久しぶりに休みが取れたので、高校のときの友人と旧堺散策に出かけた。
どうしても、刃物を造っているところを見たかったので見学の予約。


対応してくれたご主人は、まさに職人気質といった方で素晴しい技を見せていただいた。
鍛冶の仕事を継ぐときに自分に向いているかと思ったかという質問に、
『向いているか向いていないかというより、好きか嫌いかで判断した』
この仕事がいやになったことはなかったことはと聞くと、一度もないと言う。
目標をたずねると親父を超えたいと言う。


精魂込めて造る。
決して自慢はされてないが、ご自身の仕事に対するこだわりと自信が感じられた。
今日はいいお話を聞かせてもらい、いいお話が聞けてとても気持ちが良かった。

やっと堺打刃物を入手できたので、作り手の思いに負けないように私も料理に精進しよう!


おまけ
堺刃物と言っても、ステンレスのものや型で抜いたものも含まれているらしい。
伝統の鍛冶技術(地金(軟鉄)と刃金(鋼)の2種類の異なる鋼材を接着する刃金付けをして、整形する)
で造られたものを堺打刃物と呼んで区別している。