女の意地
高1のとき、引退した3年生の先輩が部室にやってきて、
いきなり「女の意地」という歌謡曲を熱唱してくれた。
聞いたこともない歌だったし、なんで歌ってくれたかもずっとわからないままだった。
シルバーウィークの日曜日、ホテルのプールで2年ぶりに泳いだ。
始めはビート板を使って、バタ足で往復。
足がつった〜。
となりの中級、上級レーンの人たちは、ゆったりとしたクロール。
真似して、優雅に泳ごうとしたれけど、息継ぎが苦しい。
せっかく来たのだから、せめて25メートルは泳ぎたい。
もがきながら、なんとか壁にタッチする。
休憩を入れて、平泳ぎと背泳ぎもやってみる。
途中で立つことは許されないぞ。
懲りずに、秋分の日にもまたまたプールに。
クロールは2回に分けて50メートル泳ぎ、他の泳ぎと合わせて200メートルを泳いだ。
前回より50メートルも記録?!を伸ばした。
身体の節々ががくがくしているが、すごい達成感だ。
これが「女の意地」というものなのか、、、。
山歩き、再開!
写真からイメージが膨らみ、その気になることがよくある。
今回の粟倉村行きはパンフレットに載っていた原生林を見て、
無性に歩いてみたくなったからだ。
観光協会に宿と手軽なハイキングコースを教えてもらう。
歩き始める地点までは、車で行くのが便利らしいが、
村にはタクシーはなく、レンタカーは一台。
(村にはコンビニがない。)
原生林の3キロを約二時間で歩くコース。
3時からスタートしたせいか、誰にも会わなかった。
展望台に着くと、ガスボンベとコッフェルでお湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
今回の山歩きのメインイベントだ。
簡単ドリップコーヒーがこんなに美味しいなんて。
一泊目は国民宿舎に。
温泉には私だけ。露天風呂も貸し切りじゃー。
翌朝も浸かりに行ったら、またまた独占。
野生なのかな、トイレの窓から大人の鹿が見えた。
早々にチェックアウトして、駒の尾山へ。
久しぶりのハイキングなので、1日目でばててなかったら、
翌日も挑戦することにしていたのだ。
車を走らせていると、車道を渡ろうとする大きな鹿が!
ほんとにびっくり。
登り始めて、立て続けに二組のハイカーにすれ違う。
朝早くから登っている人たちいるんだ。
それも、みんな熊鈴をカラン、コロンと鳴らしながら。
宿にも登り口にも、熊が出るぞ〜のポスターがあったので、
ちょっと怖くなり、スマホから宮古民謡を流す。
山頂では、またもや美味しい珈琲タイム。
機嫌良く、下り始めたとたん、へびに遭遇。あー、怖かった。
二日目の宿は軒下図書館という民家。
ここのご主人がフランス人で仏語のレッスンが受けられる。
フランス語を全くしゃべれないのに、こんな機会でもないと思い、
フランス語のレッスンを申し込んだ。
始めに、「わかりません」と「もう一回言って」を仏語で何というかを聞いた。
ネイティブのフランス人と話したのは初めて。
何より宿の女将さんとも深い話ができたことがうれしく、
この旅はとても満足なものになった。
ひょんなことから、ぬか床生活
生協の宅配を利用しているが、
頼んだ覚えのないぬか床セットが届いた。
???
調味してあるぬか床がジップロックのような袋に
入っているもので、その名も漬け太郎!
返品することも考えたが、案外高い手数料を取られるので、
これも何かの縁だと、潔く引き取ることに。
野菜を塩もみして、ぬか床に一晩漬け込む。
にんじん、きゅうり、かぶ、キャベツなど。
今日はお買い得の白菜を仕込んだ。
手づくりだから美味しい。
手軽に発酵食品が摂れるのもうれしい。